
名刺といえば、私のような年代の者なら、厚紙で縦型の役職名が右端に大きく書かれたものをイメージしますが、今時の名刺はペラペラでツルツルした紙質が多いですね。
頂いてもすぐヨレヨレになってしまうので、昔ならホルダーにしまうのですが、今は頂いたらできるだけ早くメールのアドレス帳に入力して管理するようにしています。デザインもさまざまでカラー台紙や多色刷りが増えていて、顔写真までついたものもあって、覚えやすくて重宝しています。
裏もコマーシャルや英語での記述があったりして、無駄なく活用されていると感心しきりです。
ただ最近は役職名が色々増えたり、これまた英語やカタカナの役職名だったりして、一体全体会社でどのような位置づけの方なのかわからない場合も時々見受けられ、困惑することがたまにあります。昔は社長・専務・常務・部長・課長・係長などほんとうに単純で社内での序列が一目でわかったものです。
大手企業では部署や役職を兼務する場合も多いようで、こんな複雑な内容だと発注担当者や受注業者は大変だと心配しておりましたが、最近はよい作成ソフトが出回っているようで、企業内でパソコンで作成し、専用カッターでカットしているので、大きな人事異動や昇進などにもすぐに対応できるそうです。
世の中便利になったものだと感心してしまいます。
関連サイト《デザイン名刺.net》 … https://www.designmeishi.net/